洋食器と比べて、和食器は様々な色や形のおもしろさがあります。普段は何気なく使っている器でも、ちょっとした工夫やアイディアをプラスすることで、同じお料理が美味しく見えてきます。我が家の和食器類を、もう一度見直してみませんか。
1. 小さな器で季節感を上手く演出して
家庭では料亭などと違って四季折々の器を全部揃える必要はありませんが、季節感のある小さな和食器を添えると食卓の雰囲気がよくなります。小皿や小鉢、箸置きには、大胆な絵柄や色使い、ユーモア溢れるデザイン、しゃれたセンスのものが多く、テーブルの小さなアクセントにぴったりです。個性的な器を組み合わせると、他の見慣れた器も引き立ち、食卓を楽しい気分にしてくれます。小さなものは季節ごとにあっても、あまり収納場所を取らないのでおすすめのアイテムです。
2. 大きめのお皿でお料理に余白の美味しさを
銘々皿にお料理を盛り付ける時には、少し余裕を持った大きさのお皿にして、余白を残します。美しい絵付けや色を楽しむ余裕で、お皿の余白もお料理のうちと見なしましょう。又、お料理をきれいに見せるには、盛り付けは立体的に、2種類以上なら盛り付ける位置を工夫して、お皿全体をキャンバスのように考えて盛り付けましょう。
1. 買う時は必要最小限に、使う時は最大限に
器を買い足す時は、衝動買いは禁物です。安いから、可愛いからと、買ってしまった後、似たようなものが家にあったりします。必要なものを必要と考えた時に買い足すと、食器の収納計画にも無理が出ません。どうしても欲しい時は、買った分だけ、今あるものを処分する気持ちで。お料理上手は、食器の使い回しも上手です。器を一つの用途だけに決めないで、いろいろなお料理に使い回してこそ、和食器を活用するおもしろさにつながります。さあ、家にある器を最大限に活用してみましょう。
2. 夏の和食器はテイストを変えた組み合わせから
夏場は涼しげな食卓にと思うと、どうしても薄手の白磁の器が多くなりますが、染め付けを中心に、白化粧、粉引き、刷毛目、白萩などの白い陶器や、エメラルドグリーンの透明感のあるビードロ釉等の土物を組み合わせると、全体の色あいのバランスがよく、涼感に変化が出てきます。さらに、ガラスや竹などの素材のものを加えると、より夏らしい雰囲気になります。
基本的に陶器は湿気を嫌います。緻密な磁土で出来ている磁器は、拭くだけでも大丈夫ですが、粒子が粗い陶土の陶器は、水分が残っていたり、湿気が多いとカビが生えてきます。和食器はよく乾燥させてから、食器棚にしまいましょう。 又、磁器は割れますが、陶器は欠けたりします。ヒビが入ったり、割れたり、欠けたりした食器は、洗い桶などで一緒に洗っていると、思わぬケガをしやすいので、なるべく使わないようにしましょう。
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