どこの家庭にもある牛乳の紙パックやペットボトルの容器などをリサイクルして、簡単なクラフト作品を作ってみましょう。不要な物でも再利用すると、意外と素晴らしい作品に早変わり、思わず自慢したくなりますよ。
1. 簡単に作れるちょっとコースター
牛乳パックは丈夫で耐水性があり、カッターで簡単に切れるので加工しやすい素材です。
簡単なコースターを作ってみましょう。湯飲みやコップに合わせた適当な大きさで、四角、丸、花など好きな形にパックを切り取ります。あとは、布や紙を表と裏にボンドなどの接着剤で貼るだけです。縁の始末は、貼りたい布や紙の表になる方に1cm程度ののりしろ分を取り、表側の方から縁を包むように貼ったあと、裏側を貼るときれいに仕上がります。
布地は綿や麻の余り切れなどで、紙の場合は和紙や包装紙などの厚手のものなら、多少水にぬれても丈夫です。ランチョンマットや食器に合わせて作ると、オリジナルのテーブルコーディネートになります 。
2. 縦にも横にも自由自在の収納ボックス
冷蔵庫の調味料入れや野菜立てケースはもちろん、牛乳パックは小物の収納にとても便利です。ヘアーブラシや化粧小物のように立てて収納したほうが使いやすいものには、パックも縦長のまま、取り出しやすいように上部を斜めに切った形の収納ボックスにして使います。
ハンカチや下着などの収納には、何個かのパックを横長にして使うと引き出しの間仕切りにもなります。フロッピーディスクを整理したい時には、パックを横長にして使えば、2列並んできれいに収まります。パックの外側は、布やラッピングペーパーを接着剤や両面テープで貼り、シール、リボン、テープ等で飾れば、手軽に出来ておしゃれに見えます。
1. モビールでインテリアを楽しく
ペットボトルは軽くて透明感があるので、夏向きのクラフト作りにはぴったりです。左右のオーナメントの飾りがゆらゆら揺れる、モビールを作ってみませんか。まず、ペットボトルを魚、貝、星など何でも好きな形にハサミで切り取り、マニュキュアを使って簡単な絵や模様を描きます。マニュキュアは速乾性で取り扱い易く、最近は色が豊富なので絵の具としてもお勧めです。特に、濃いめの色、メタリック系の色がステンドグラスのような雰囲気できれいに見えます。飾りが出来たら、パンチや目打ちで穴を開け、テグス(透明な釣り糸のようなもの)や糸を付けておきます。後は、竹ひご、ワイヤー、小枝などの横棒に、やじろべえの左右の腕に飾りを下げるような要領で、ペットボトルの飾りをつり下げていきます。2・3段バランスよくつなげると、夏らしいステキなインテリアオブジェが完成です。
2. いろいろな用途に大活躍のペットボトル
大きなペットボトルの上部を切って容器にして、周囲を適当な大きさに切ったビニールクロスなどできれいに包みます。中に氷を入れワインを冷やせば、インスタントワインクーラーになります。又、ペットボトルの容器に花と水を入れ、冷凍庫で凍らせると簡単に氷水花が出来て、パーティーや夏の食卓を華やかに演出してくれます。ペットボトルを斜めにカットして、注ぎ口を持ち手にすれば、シャベルやスコップなどになり、ちょっとしたガーデニンググッズに変身します。ペットボトルはアイディア次第で大活躍してくれそうですね。
香水や化粧品、キャンディーの入れ物など、小さな容器には可愛いデザインや色使いのおしゃれな物がたくさんあります。もしも、不用になったビンや缶のフタ、アクセサリーや小さなおもちゃ等…お気に入りの物があれば、裏側にマグネットシート(ホビーショップや文具店で販売)を切って貼ると、簡単に手作りのマグネットクリップが出来上がります。小さな物でも手作りだと愛着がわいて、使っているときっと楽しくなりますよ。
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